石塚孝一のデザイン教室blog |
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フラワーアレンジメント講座へようこそ
フラワーアレンジメントに限らずどんな仕事をする場合にもあてはまることだと思いますが、手際よく作業するということは大切なことだと思います。
プリザーブドフラワー協会の資格認定試験では、三十分、一時間とあらかじめ決められた時間内に作業を終えなくてはならないようにしていますが、これも、石塚孝一式フラワーアレンジメントにおいては、いかに無駄な動きをしないようにするか、いかに無駄な時間をかけずに作業を完了させるか、ということがとても重要なことだからです。 例えば、イベント会場の飾り付けを考えてみてください。 イベントというのは、当然ですが、何かを催すために行うわけですから、飾り付けをするためにイベントがあるわけではありません。 会場では開催に向けてほかのスタッフがあちらこちら動き回っています。 準備作業にも順番待ちがあります。 もし、フラワーアレンジメントをのんびりとやっていたら、その次に控えている作業や段取りが滞ってしまいます。 必ず所定の時間内にすべての作業を終えて次の段取りに移れるようにしなければなりません。 イベントなどの飾り付けの仕事は、仕事場に到着して、準備して、作業して、そして後かたづけ、掃除をして帰るところまで、すべて含めても二時間しかないと考えなくてはなりません。 ですから、ふだんから無駄な動きをしないように心掛けなければならないのです。 道具や資材を置く位置から、スムーズに体を動かせるような姿勢をとること、花材が傷まないように作業すること。 こういう小さなことでもないがしろにすることはできないのです。 資格認定試験の受験対策として、無駄な動きをしないようにして時間内に作業を終える訓練をすることは、なにも試験に受かるためだけの問題ではありません。 私は石塚孝一デザイン教室の生徒に対しても、認定試験を受けてもらいたいのは資格を取ってもらいたいからだ、とは言いません。 合格するためにした勉強それ自体を将来役に立てていただきたいから、試験を受けるように奨励しているわけです。 本当に仕事場で無駄なく体を動かし、プロとして立派に通用する仕事をしてもらえるように、たとえ受験対策という名目であっても、ぜひ時間内に作業を終わらせることができるような練習をしてほしいと思っています。 私は、いつもゴミ袋を身のまわりに置いて、花材を使ったら切りくずは袋のなかに入れていきます。 ですから、アレンジメントを終えたときにはまわりにゴミはもうありません。 これが仕事をする人の常識だと思うのですが、えてしてレッスンを受ける方たちは、ゴミを散らかしながら作業をしてしまいます。 道具の置き方ひとつ見ても、どのように置けばケガをしないか、手に取りやすいかも教えてゆかねばなりません。 こういう心配りが無駄な動きを抑え、作業の時間を短縮することにつながるわけです。 ですから、少なくとも私のスクールで資格認定試験を受ける方は、必ず受験勉強をしていただきたいと思います。 受験のために練習を重ねた生徒は、教室でほかの生徒と一緒にレッスンを受けていても、手際が良くなっているのが見てわかります。 要領の悪い生徒は後かたづけに一時間もかける方がいますが、てきぱきと手を進めるY.とを身につけた生徒はレッスンを終えるとすぐに帰宅できる態勢になっています。 頭で考えるのではなく、体が自然とそのように動けるようになっているわけです。 資格を取ることももちろん大切なことです。 しかし、何度も言いますが、私はむしろ、試験に合格するために努力したプロセスこそが将来生きてくるはずだと信じています。 カリキュラムには二種類の立て方がある 石塚孝一プリザーブドフラワー教室には、先生がまず初めに生徒全員の前で作品のサンプルを作りながら説明をしていくタイプと、寺子屋式といって、生徒を二、三人ずつのグループに分けてそれぞれに別の課題を与えて教えていくタイプがあります。 前者ではホワイトボードなどを使って全員に対していっせいに説明しますが、後者では先生のテキストなどに書かれているテクニックをノートに写させて勉強させる場合が多いようです。 どちらかといえば、寺子屋式で指導する教室が多いようですが、それぞれにはそれぞれの教え方の難しさがあります。 何人もの生徒の前で実際に制作過程を見せながら、しかも言葉で解説を加えながら教えていくのはなかなか難しく、私のスクールのようにこの方式をとっているところはあまり多くないようです。 よくレッスンの見学者に珍しがられます。 しかし逆に、いざ寺子屋式のように二つの課題を同時にそれぞれに教えなければならなくなると、とたんに戸惑ってしまう講師が出てくるのです。 寺子屋式では、一般に、初めは一輪の簡単なコサージなどかち次第に難易度の高いものにチャレンジしていくようなカリキュラムになっています。 ですから、全くの初心者が一から始めて順序よく勉強できますから、階段を昇るように上達していかれるというメリットがあります。 しかし、石塚孝一デザイン教室のような方法は、一年間のカリキュラムがあらかじめ決められていますから、例えば一月に入学した方と六月に入学した方とでは、経験に半年の差があるのにもかかわらず同じ課題に取り組まなければならないことになります。 こんなことを聞くと不都合に思われるかもしれませんが、私は、一人ひとり気をつけて指導していくことさえできれば不都合はないと思っています。 レッスンは毎回違う課題で行うため、すべての生徒がその課題に取り組むのは初めてとなるからです。 先に入学した生徒は・資材や道具の扱いに慣れてきているため、作業のスピードが上がっているということはありますが、初心者に対してそういう点をフォローしてあげれば、問題は起こりません。 私は講師たちにも、それぞれの課題に対しては全員が初心者だと思って指導するようにと指示しています。 この二つのカリキュラムの立て方のどちらが良いのかは、なかなか判断できるものではありません。 生徒によって向き不向きもあるでしょうから、教える側の考えや、教室の事情などによって決めていけばよいと思います。 石塚孝一(デザイン教室主宰) |
石塚孝一が主宰しているプリザーブドフラワー協会では、資格認定試験を定期的に行っていますが、この試験はある程度応用力がなくては合格できないようになっています。それは、できればスクール講師やアレンジメント企画の現場でも通用する技能を身につけていただきたいからです。
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石塚孝一教室では、例えば「二級ライセンス認定試験」の場合、通信教育生や加盟校の生徒は、指定された課題と花材例や絶対に守らなければならない花材本数は別として、課題の条件に最もふさわしい花材を自分で選んでそろえなければなりません。
認定試験を受けられる方は、基本としてある程度形に作り上げる能力は持っていなければなりませんが、私はそのうえに、例えば茎の曲がっているバラの花があれば、それをどこに配置したらデザイン上美しくなるのかを考えて挿せるようになっていただきたいのです。 しかし、花をそこまで見分ける力というのは、一年ほどの勉強ではなかなか身につかないのが現実のようです。例えば、外へ向かって広がるようなアレンジメントを構成する場合、もし右に曲がっている花があれば、それを左側に挿したら外への広がりがなくなり、バランスが中心に片寄ってしまいます。
カレンダ
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